木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「子どもの持つ力」(3・4・5歳児幼児組編)

2016.01.01

 明けましておめでとうございます‼また新しい年がスタートしました。今年はどんな楽しいことが待っているのか楽しみですね♪
 そして今回は2015年私が一番嬉しかったエピソードを紹介したいと思います。12月は行事も多くその中でもビックイベントである生活発表会がありました。幼児組は普段行っている表現遊び(劇、合奏、リトミック)の中から自分のやりたいものを1つ選び3,4,5歳が合同で発表します。リトミックを担当していた私は、リトミックを選んでくれた21名の子どもたちと話し合いながら発表内容を決めていきました。始めは個々の温度差も大きく不安や心配も多かったのですが、年長さんがうまくリードし私がいなくても年少児をまとめ教えてくれたり、声をかけていてくれました。そんな頑張っている年長さんの姿を見てか気づけば皆で協力しながらリトミックを楽しんでいました。
 そして迎えた本番‼緊張の表情もありましたが、それぞれ今までやってきたことをだしきり最高の笑顔で終えることが出来ました♪子どもたちからは「リトミック楽しかったー」「もっと踊りたい」「またやろうね」と(*´︶`*)時には叱ったり、出来ないのかなと諦めようかと思った事もありましたが、子どもたちのやる気が他の子どもへと伝染し、気がつけば子どもたちの方から「CDかけて!」「これもあった方がいいよね」など自分たちから進んで練習を始めることもありました。
 この数ヵ月の間で子どもたちの繋がりが一段と強まりました。子ども同士が教え合うことで、やろう!という自発性もうまれ、すぐに飽きてしまっていた子どもの集中力も高まりました。子どもの力は本当にすごいと改めて感じる事が出来ました‼生活発表会が終わるとリトミックの子どもだけでなく幼児全体の子どもたちが踊りに夢中♡こんなに皆が楽しそうに踊ってくれて本当に本当に嬉しいです!どんどん広がり最後には園全体で踊れるようになるのも時間の問題かな?笑
 子どもは大人以上の先生になることが出来ます。そして子どもは真似をする天才です!子ども同士の繋がりを大切にしこれからも保育をしていきたいと思います。
 2016年も子どもたちの笑顔がたくさん見られる良い年になりますように(o´∀`o)

熊谷  直美

top