木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

『夢のお姉さんパンツ』(りす組編)

2014.06.07

 りすぐみに進級して2ヶ月半が経ちました。担任にもすっかり慣れ、朝出勤すると「おはよ?!」っと元気に声をかけてくれる早番の子どもたち…。朝おやつが始まる前に、子どもたちのオムツ替えが始まります。「おやつが始まるよ!」とか「今日はお天気だからお散歩行くよ!」とか「あっオムツ濡れてないよ!すごいね!オシッコトイレで出来るよ!」など沢山の言葉をかけて誘います。 それでも「あとで行く?!」とか「でないもん!」っと言われてしまう事もあります。
 Aちゃんはトイレに誘うと「オムツ濡れてないとお姉さんパンツになれるんだよね?」っと必ず言って来てくれています。5月の初めの頃は濡れている時と出てしまった時と半分ぐらいだったのですが、この頃 ずっと濡れていなくてオムツも1日1枚…  担任で話をしてAちゃんのお母さんにお姉さんパンツを用意してもらえるか話をしました。トレーニングパンツではなく普通のお姉さんパンツ??翌日朝出勤するとAちゃんが「ママがね、ミッキーさんの可愛いパンツ買ってくれたの!」 Aちゃんの棚を見たらAちゃんの言う通りミッキーさんの可愛いパンツがきちんと入れてありました。Aちゃんに「ミッキーさんの可愛いパンツ見せてほしいなぁ」っとお願いする「いいよ!!」っと言って私の手を引き自分の棚へ…  とっても嬉しそうに1枚、1枚を広げて見せてくれました。Aちゃんに「どれにする?」っと聞くとしばらく迷って、「これ!」パンツを手に取り早速トイレに…「出たよ!」「やった!」トイレから出てきてハイタッチ. 「すごいね!可愛いお姉さんパンツ履こうね.」「可愛いパンツだから頑張る!」っとAちゃん…  パンツを履いた後も他の先生にも「Aね,お姉さんパンツ!!」っと見せに行っていました。園庭に出てからも昨年度の担任にパンツを見せるAちゃん… 本当に楽しみにしていたんだなぁっと思いました。
 りすぐみ(2歳児クラス)ではこれからトイレトレーニングがどんどん始まります。トイレトレーニングは月齢が早いから、この年齢にきたから出来るわけではなく、オシッコを溜められるようになる事、オシッコがしたい!っという間隔がわかるようになる事、 その子、その子、一人一人の1日のリズムをつくる事が大切です。溜められるようになっても遊びに夢中で失敗してしまったり、タイミングをつかめなかったりと失敗と成功をくりかえして出来るようになります。 成功したら子どもと一緒に喜んであげる事,失敗してしまったら「次は大丈夫だよ!頑張ろうね。」っと子ども自身のやる気をなくさないようにする事!そして、何より家庭と保育園との協力が絶対必要です。
 私自身、子ども達の成長を…お兄さん、お姉さんパンツになりたい!なれた!っと喜ぶ子ども達の姿を一緒に楽しみ、あせらずゆっくり進めて行きたいと思います。

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斉藤  操

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