小さなもみじの物語

2014 年 2 月 22 日 土曜日

 2月からあひるぐみの部屋に移行をしました!お部屋もガラリと変わり、玩具も今までなかったブロックや車など子どもの発達に合った玩具を用意し、子どもたちは毎日遊びながら部屋に慣れてきています♪
 ある日の出来事…あひるぐみの部屋の窓の側に子どもたちが外を見られるように台が設置してあるのですが、そこでかわいい場面を目撃しました。最近言葉がたくさん出るお友だちが多くなり、喃語から一語文になり自分の見たもの、感じたものを言葉にする姿が見られるようになってきたひよこぐみのお友だち。窓の外を見ていたAくんの傍にBくんがやって来て窓の外を見ながら2人で話をし始めましまた。2人の様子を見ようと私も傍に寄ったのですが、それでもベラベラ(笑)2人の会話は止まりません(笑)でも私はそれが何の内容なのか理解出来ませんでした(笑)なぜかというと、それが全て喃語での会話だったからです!でも、2人はとても楽しそう(^^)相づちもしたりして、まるで大人の会話そっくりでした。
 この時期の喃語は言葉になる前の気持ちを表現するものです。喃語をたくさん話すことで話し言葉を話す練習をしているのです。言葉の出始める前の赤ちゃんの時にだけに出る秘密の言葉。それが喃語なのです。そんな、秘密の言葉での会話が出来るこの時期の子どもたちの姿を見ることが出来て、益々子どもたちの成長に携わるこの‘保育’という仕事の大切さに気づかされた瞬間でした。
 これからも、子どもたちがすくすく育つことの出来る環境を用意をしていきたいと思います!

西山  梨絵 

2014 年 2 月 16 日 日曜日

    木月保育園ではこの時期乳児組のクラスそれぞれが次の学年への「移行」というものを行います。今の時期から来年度の部屋や流れに慣れていき、年度が変わっても安心して過ごしていけるようにしています。
   初日は子どもも新しい部屋と新しい玩具に大興奮の様子でした。まだ学年は上がっていませんが「りす組さんになったんだよね」と言ってお姉さんお兄さんになったんだと意識している子もいました。移行から子どもたちは身の回りのことを自分でやろうとする気持ちが益々出てきました。しかし中には「出来ない」とアピールする子もいます。
    先日トイレに行ったあとAくんがズボンが履けないと言っていました。私が「手伝うから一緒にやってみよう」と声をかけても「出来ない」の一点張りでなかなかやろうとしません。そこにBくんが来ました。するとBくんが「こうやって履くんだよ」とAくんに声をかけズボンを履き始めました。それを見たAくんは急にズボンを自分で履き始め、上手に履くことが出来ました。二人は嬉しそうに手を繋いで歩いて行きました。Aくんは大人が声をかけたり手伝ったりして出来たのではなくお友達から刺激を貰いズボンを履くことが出来ました。
    保育園の集団生活では周りの友達との関わりの中で学べることがたくさんあります。友達に手伝ってもらうことで喜びを感じお互いが嬉しい気持ちになり、そこから関わりが広がっていくこともあります。また、お友達の行っていることを意識して真似することで出来ることも増えていっています。今、あひる組の子どもたちは少しずつお兄さんお姉さんへ成長していっている最中です。今はお友達との関わりの中で刺激しあい、多くのことを学び始めている時期なのです。なので、大人は手を出しすぎないよう子どもたち同士の関わりを大切にしながら見守っていきたいと思っています!

 広瀬 美穂

2014 年 2 月 9 日 日曜日

 1月14日から始まったりす組の移行も完了し、2月3日から全員が幼児組での生活をスタートさせました。黄色いカバンを持って、自分たちでお支度をする姿は「お兄さん、お姉さんになったぞ!」という誇らしさでいっぱいです。
 移行したばかりの頃は「先生~」と不安な声を上げている子もいました。そんなりす組の子どもたちに、幼児組のお兄さん、お姉さんたちは優しく色々教えてくれます。
 アイロンビーズで遊びたいりす組のAちゃん。でも遊び方がわからず、ビーズを持ってウロウロしていました。それを見ていたうさぎ組のBちゃん。「アイロンビーズで遊びたいみたいだよ。」と私に教えてくれました。「本当だね。どうやって遊べばいいかわからないみたいだね」と答えると、少し考えた後「遊び方教えてあげてくる!!」と言って、Aちゃんのもとへ。「これと、これを持って・・・」と用意してあげ、「まずここにビーズをうつしてから、遊ぶんだよ」と丁寧に教えてあげています。 教えてもらっているAちゃんも、真剣な顔で頷きながら話を聞いていました。 Bちゃんは、Aちゃんが遊びだしたのを見て、安心したように自分の遊びへ戻っていきました。
 昨年度もりす組の担任をしていた私としては、すっかりお姉さんになって教えてあげているBちゃんの成長に思わず微笑んでしまったりして( ´艸`)
 「先生、お姉ちゃん教えてくれたね。」Aちゃんは嬉しそうに話していました。保育士の姿が見えないと、心配そうな表情を見せていたAちゃんは徐々に幼児組での生活に慣れ、今では楽しそうに自分の好きな遊びを見つけています♫幼児組のお兄さん、お姉さんの優しさに触れ、不安な気持ちが徐々に安心に変わっていったからなのでしょうね。
 保育士が側にいて、Aちゃんに色々教えてあげることは簡単なことです。Bちゃんに「教えてあげて」と言ってしまうことも簡単なことです。しかし、それでは子どもが自分で気づくきっかけを奪ってしまうことにもなり得るのです。

 今後も、子ども自身が自分で考え、気づき、行動できるような言葉掛けを大切にしていきたいと思います!!


早野 恵美

 

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2014 年 2 月 2 日 日曜日

   朝晩の冷え込みも厳しくなり、冬の寒さをひしひしと感じる季節になりました。休みの日には布団から出るのが少し億劫に感じる時季ですが、保育園では園庭の霜柱や、ワニ滑り台に張った薄い氷など、冬ならではの物を発見し、嬉しそうにしている子どもの姿が見られます。

  正月休みも明けて、幼児組にりす組さん(2歳児)がグループ毎に移行を始めました。移行してきたばかりのりす組さんは今まで過ごしたクラスと違うので戸惑ってしまう姿や、困っている様子が見られます。そこで出番なのが、頼れる年長児、ぞう組のみんなです。  困っているりす組さんを見付けると、すぐに駆け寄り『どうしたの?』『大丈夫?』と優しく声をかけ、助けようとしています。りす組さんが上手く説明が出来なくてもゆっくりと待ってあげたり、何があったのか考えて、選択肢を出してあげています。
    しかし、ぞう組さんはいつも一緒にいるわけではないのですが、そこで活躍するのが、きりん組のみんなです。ぞうさんの関わり方を見て、真似をしたり、とても優しく話しかけています。近くに駆け寄り、上手く解決出来ない事もありますが、話をきちんと聞いて、保育士の所に行き、なんで泣いているか、聞いた事を伝えてくれます。
   ぞう組さん、きりん組さんが気付かない事もありますが、そこではうさぎ組さんも頑張っています。りす組さんとの関わり方をよく見ているうさぎ組さん、泣いているりすさんを見付けると『大丈夫?』と話を聞きながら頭を撫でてあげたり、一生懸命泣き止ませてあげようとしています。まだ、上手く説明出来ない部分もありますが、保育士に伝えようとしてくれます。
    この優しい関わり方にはこんな出来事が繋がっていました。困っているりすさんを見付けると、すぐに近くへ行き話を聞くぞう組さん。それを見て、ぞう組さんの隣へ行き、一緒に話を聞いているきりん組さん、少し離れたところから、そのやり取りを見ているうさぎ組さん。幼児組だけで、優しく関わろうとする気持ちの連鎖が増えてきました。
    それだけでなく、優しくされたりす組さんが大きくなった時に、自分が幼児さんにしてもらった関わり方、優しさを小さい子に伝えていき、その優しさが、次の代、その次の代と、これからも代々繋がっていくのだと見ていて思いました。
    日々の生活の中、優しさがどんどん繋がるよう、より意識して関わろうと改めて考えさせられますね。

鈴木 辰徳