乳幼児教育

世界の運動会・・・?

2010.10.11

 今日は、いよいよ、本番の運動会でした。心配していた2日間のブランクも感じることなく、一人一人が自分の力を最大限に発揮していましたね。特に盛り上がったのは、やはり、プログラムの最終種目の紅白リレーですね。今年は練習の時からみな真剣に取り組んでいました。最初のうちは白組の連勝で赤は一度も勝つことが出来ませんでした。それが、予行練習の時初めて赤が勝ち、その時は涙を流す子もいました。それ以来、今度は赤が勝ち続けていました。そして、今日のリレー・・・!まさかゴールテープを切るまで息つく間もないほどの勝負になるとは思いませんでした。結果は引き分けでしたが、終わった後、赤組白組共に手を取り合って喜んでいる姿から、勝ち負け以上のものを子ども達は得ることが出来たのではないかと思います。

 大人としてはどちらもとっても頑張っていたので、引き分けで良かったなと思いました。(^^)v 

 ところで、外国では、どのような運動会を行っているのでしょうか。樋口敦子氏が、論文「日本と諸外国の運動会の違いとは?」でまとめています。
 たとえば、アメリカ合衆国では、一般的に運動会はないと言われています。その代わり、多くのところでは、「Field Day」と言われているものがありますが、特徴としては全員強制参加ではなく、参加したいものに自らサインアップすること、学年によって時間が異なること、平日に行われるために観衆が少ないこと、ダンスや組体操、マスゲームは行われないことなどが主な特徴のようです。ですから、訓練や発表の場というよりも、エンターテイメントに力点がおかれた球技を含むフィールド競技の1日といった感じです。
 カナダでは、少し日本に近く、学年対抗によりゲームのような競争があり、家族が大勢見に来るようです。
 イギリスの「Sports Day」は、予行練習等はなくプログラムは特になく、競技は短距離走と縄跳び走の2種目でそれぞれ個人とリレー、予選と決勝があり、ダンスや組体操、マスゲームはないようです。競技の結果には必ず順位がつけられ、個人の成績は明確にされますが、競技への参加は全て本人の意志に任された自由参加であり、参加する自由、回数、参加しない自由の全てが認められているため、競技に順位がつけられることには特に問題は起こらないようです。プログラムがないということは開会式も閉会式もありません。競技が全て終了すると子どもたちはウサギ跳び、幅跳び、麻袋に両足を入れたジャンプレース、ジャガイモのスプーンレースなど、遊びのようなこれらの種目に参加し各々の記録をカードに書き込みます。これもまた、全ての種目に強制的に参加させるのではなく、やりたいものを最低3つやればよいということのようです。全体を通しては言えることは日本とはまったく異なり、型にはまったものがなく、硬い雰囲気ではないということのようです。日本は戦後、アメリカ合衆国に倣った教育活動へと変わっていきましたが、体育という授業における運動会に関しては日本とアメリカ合衆国のものを比較するとその影響を受けなかったといわれています。
 今の運動会の形式は、戦前の教育から来てると述べましたが、では、今の時代、子ども達にとっては、何が必要で、どのような運動会にしたらよいのでしょうか?子ども達の日々の姿からいつも答えを探し、行事を通して無理なく成長できるような内容にしたいと思います。そして、何よりも楽しい運動会にしていきたいと思います。

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