その他

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「自分の目標」

 ミシェルは、目標を首尾良く追求するのには、自制のスキルが欠かせませんが、私たちに方向性や動機付けを与えてくれるのは、目標そのものであると言っています。目標は、人生に対する満足感の重要な決定要素で、人生の初期に選んだ目標は、私たちが達成するのちの目標と、自分の人生について覚える満足感の両方に、驚くほどの影響を与えると言います。人生の物語を推し進める目標は、どのように形作られたかには関係なく、その目

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「熱烈な目標」

 木月保育園の年長組であるぞう組はもうすぐ卒園式を迎えます。毎年この時期に思うことは、とてもたくましく、とても粘り強く、そして、何事にもとても興味を持って取り組むことが出来るようになったなということです。 子ども達にとって、意欲をもって何事にも挑戦する力は、自然と身につくものではありません。この力こそ今、教育の現場で騒がれ始めた「非認知能力」という力です。非認知なので認知ではないということです。つ

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「社会的な発達」

 人の発達は右肩上がりにあるのではなく、らせん状に上がっていくものであると言う人がいます。私の考える発達観は少し違うのですが、人の考え、理解は、らせん状により深く理解していくものだと思っています。それは、同じことを繰り返しながら、しかし、そこにまた新しい知見が加わり、よりその理解が深まっていくものだと思っています。ということで、子ども理解や、赤ちゃんの理解は、同じことをこのブログの中で繰り返しなが

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「自然な関わり」

 皆さんはご存知でしょうか?HPにおいて毎週更新されている、職員ブログ「小さなもみじの物語」のことを・・・。日々の子ども達とのエピソードをもとに、保育者の専門性を伝えるために書いています。 ご家庭で子育てをしていると、「このような対応であっているだろうか?」と疑問に思うことは多いと思います。そのような時に大切なのは、子どもの発達についてどれだけ理解しているかです。今の時代、インターネットを開けば、

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「早期教育の落とし穴」

 前回、「あらかじめシナプスを多めに用意しておき、不要になった段階で適当に刈り込み、回路を円滑に運営するというシステムは、人間の脳の発達にとって好ましいことだ」と話した内容に対して、早期教育肯定派の人は、この「シナプスの数が最大になる乳幼児期に、子どもの能力を伸ばすために多くの刺激を与えることが豊かな育児環境である」と唱えるようになりました。ところが、最近になって、あまりにいろいろな刺激を与えるこ

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「最新版!!赤ちゃんの脳の仕組み」

 あけましておめでとうございます。今年も、皆さんの子育てが楽しく行え、子ども達が元気に成育しますことを祈念して、このブログを書いていこうと思っています。 近年、少子化、核家族化の弊害として出てきている問題として、「過干渉」の問題があります。これは昔から言われる「甘やかしすぎたらダメだよ」と同じ意味だと思われる人もいるかと思いますが、実はもっと深刻な問題が含まれています。それは、脳の神経細胞と深い関

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「原始反射の新しい考え」

 ピアジェが、「赤ちゃんにおける原始反射を用いて、周囲とのやり取りを繰り返すことによって、次第に自分の意志で動かす運動である随意運動が発言する」と主張したことに対して、プレヒテルは、「赤ちゃんの運動は、自発的な運動が主であり、原始反射はそれに含まれているだけである」ということを主張しました。このことは、育児にも大きく関わることであると小西氏は言います。赤ちゃんは外からの刺激によって初めて動くのだと

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「変わりゆく子ども観」

 先日、自分の娘に勉強を教えていた時に、気になる項目を見つけました。それは私が小学生の時に習った日本史の内容が、その当時と変わっていたことです。それはあちらこちらに見受けられ、必死に覚えた年号や名称等が変わっているのに驚かされました。 このようなことは、保育の歴史においても同じように変わってきているようです。「日進月歩」という言葉もありますが、保育の現場においては、脳科学や発達心理学、赤ちゃん学と

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「韓国の子育て」

 韓国にある、延世大学校医科大学小児精神科教授であり、新村セブランス病院小児精神科の医師でもある申宜真が、ずいぶんと昔になりますが、2004年に「かしこい親の子育て術“ゆっくり子育て”はこんなにすごい」(小学館)という本を日本で発刊しました。この本の内容は、教育熱、早期教育に走る韓国の親たちに警鐘をならしたものとして、韓国・中国で30 万部のベストセラーになりました。 申宜真教授の著書は、小児精神

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「教育改革」

 近年、世界中で、教育の改革がされるようになってきて、ずっと教育を変えようとしなかった日本でも、とうとう教育改革が行われることになりました。 最近話題になっている「アクティブラーニング」という言葉はご存知でしょうか?これは、先生からの一方的な授業を聞く事とは対照的に、生徒たちが主体となり、仲間と深く考えながら課題を解決する力を養うのが目的で、その力を養うために討議やグループワークを行う授業のことを

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